ランドローバーの魅力
【ランドローバーの魅力】
ランドローバーは、大戦直後に生まれ、四輪駆動車専門メーカーとして、常に世界で多くの人気を誇ってきました。
1948年にアメリカ軍のジープを参考に、構成部品の一部を使って、ランドローバー・シリーズⅠを開発したのが始まりです。
鉄不足のためにアルミボディを使い、開発時のコンセプトは「あらゆる仕事に対応する農民のメイド」という事でした。
発表から3年で約16,000台を達成しています。
このシリーズⅠは、後に脈々と続くランドローバーの原点です。
ランドローバー・シリーズⅠはその後シリーズⅢまで進化します。
その一方で、1970年に画期的な「レンジローバー」が登場しました。
ランドローバーは頑丈で悪路走破性がとても高いのが特徴です。
しかし、シリーズⅡ Bがライバルであったジープと比べると少し物足りなさがありました。
それに対抗したのがレンジローバーで、オンロードからオフロードまで、流れるように走ることができるようになりました。
内装もこだわり、それまでの四輪駆動車のイメージを一新し、レンジローバーの登場はそれ以降の世界の市場に大きく影響を与えました。
「高級」というエッセンスを加えたのはレンジローバーが最初です。
ランドローバー・シリーズⅢは’83年に「ディフェンダー」と名前を変えて、バリエーションを増やしました。
また、1980年代後半のアウトドアブームを研究した「ディスカバリー」は日本でも人気を集め、富裕層のブランドだったランドローバーを一般に浸透させました。